営業のくせに私が電話にでるのをやめた理由
SES営業男です。
突然ですが、私は電話が嫌いです。
で、電話をやめました。
営業なのに電話が嫌いなんて、
そもそも適正ないんじゃないの・・・
なんて言わないでください。笑
もちろんちゃんと理由もあるんです。
少し長くなりますが聞いてください、
①時間の無駄になるケースが多い
②自分のペースで仕事ができない
③疲れる
①時間の無駄になるケースが多い
他業種のかたはイメージしにくいかもしれませんが、
この業界の営業のかたって本当に朝から晩まで電話してます。
誰と電話しているかというと、
お客様だったりエンジニアのかただったり同業他社の営業さんです。
その中で最も時間を割くのが同業他社の営業さんなのですが、
ただ本当に有益な情報をもっている営業って一部だったりするんです。
多くの場合
追うことに意味があるか疑問符がつく案件だったり、
需要がなさそうな人材やぼんやりとした問い合わせのために電話してきたりするん
ですね。
(失礼ですができない営業はほぼこれです)
電話のかかってくる数が多い理由ですが、
寂しがり屋だとか、電話大好きな人をかき集めて
なりたっている特殊な業界、というわけではもちろんありません。
特殊なのは同業社のつながりの数の多さです。
どんなに少ない会社でも数十社、
多い会社だと一千社単位で付き合いがあったりします
(記入ミスじゃなくて本当の数字です)
またそれぞれ各社一名だけでなく、複数名営業が在籍している
ケースがほとんどですので、
うんざりするほど電話が多い理由もなんとなくお察しいただけるのでは
ないでしょうか。
ちょっと計算してみましょう。
無駄な電話の対応時間が
一回の会話につき5分、一時間に3回
と過程させてください。
これを8H繰り返すと
5(分)×3(回)×8(時間)=120(分)
なんと、一日の営業時間のうち1/4にあたる時間を費やしていることになります。
※ちなみにこれは結構控えめな数字です。
よく電話がかかってくる営業だと数字はもっと跳ね上がります。
②自分のペースで仕事ができない
自分の場合、例えば一時間これをやろう、
と思っていた時やうちあわせ前や時間がないときにくだらない
電話がかかってくると
ペースが乱されイライラします。
この営業って自分の精神面のマネジメントがパフォーマンスに
もろに影響してくるのでこれは本当にきついですね。
③疲れる
実は私も昔は朝から晩までずっと電話をしておりました。
ただし、おじさんになってこれをすると、
夕方あたりからどっと疲れがでてくるんですね・・・
めちゃくちゃ忙しい&電話ラッシュにあうと、ふと自分で何しているんだろう?
と感じちょっとやばいな、とバランス崩れている自分を感じたります
・・・とにかく少しでも体力をセーブしたいんです。
ということである日を境に私は電話でるのをやめました。
といっても完全に電話をしないと絶対になりたたない仕事です。
・エンジニア様とのコミュニケーション
・お客様とのコミュニケーションやトラブル対応
・急を要する連絡
など必要な時はばんばん連絡します。
同業との営業とのやりとりは
極力メールやLine、ショートメールで
まとめて時間をとり、返信する方法にしました。
変わったこと
①最初はいぶかしんでした営業さんも、
だんだんこういう感じのやつだと理解してもらえた
②ストレスが減った
③電話対応に追われ無駄な忙しさがなくなり
時間を有効に使えるようになった
まとめ
電話にでなくても思ったより影響なかったです。
周りも意外と慣れるもんですね。
電話することって目的でなくあくまでも手段ですよ。
契約をとるという目的のため、
有効な時間の確保に向けた施策としては悪くない
選択だと思っております。
ただし特殊なこの業界だから成立するのかもしれないですが・・・